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わたしの手はおだやかです



手の思い出
*子どもの時、大好きだったおじいちゃんは、遊びに行くと、いつもぎゅっと抱きしめてくれました。
そして大きな手で、頭をよしよしと撫でてくれました。
そのせいかどうか、人の手が、すきです。

*昔、運動会のフォークダンスは必ずオクラホマミクサーで、中学の時、初恋の人と手をつないだこと。それからずっと、あの曲を聞くとドキドキする。

*それから、もう、5年位前、青森弘前市にお住まいの佐藤初女さん (『ガイアシンフォニー』の映画にも出演。森のイスキア、で心に悩みや病のある人に食事を作っていらっしゃる)にお会いして握手した時の手のぬくもりに胸が熱くなって、その手のことが忘れられず、写真を台所にはってます。こころをこめる、ということがわかったような・・・。

手は思いのほか、その人の性格や人生やその時思っていること、などを表現します。そして、使い方一つでいろんなことができます。

かわいがったり、くすぐったり、わけあったり、・・・ときどきこわしたり、おしのけたり、でも、したいことを思わなければ動かない手。

穏やかでありたいものですね。

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手は使い方ひとつで良くもなれば、悪くもなるのだということを、この絵本は教えてくれます。・・・・・・・谷川俊太郎



『わたしの手はおだやかです』
アマンダ・ハーン文
マリナ・サゴナ絵
谷川俊太郎 訳


     絵本 木のおもちゃの店ウーフ
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by u-hu-yoko | 2007-01-21 23:14 | 子どもの本