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田島征三作品集1990ー2010

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新潟県十日町市鉢集落に、廃校をまるごと絵本にした「絵本と木の実の美術館」
をオープンさせた田島征三さん。 生命の源に深いところで触れるような絵本や絵画
作品で知られ、国内外に熱烈なファンをもつ田島さんは、 1990年代から木の実や
流木など、自然物を使ったアートを創り続けています。

その作品集が出版されました。『生命の記憶』現代企画室
木の実をひとつひとつ拾って、それはそれは丹念にひとつの作品を作りあげていく
気の遠くなるような時間を思う時、そこには怨念に近いような征三さんの祈りを感じます。
紹介されている木の実のコラージュやインスタレーションにはほんとうに圧倒されます!
また、もう今は亡き人になってしまった宮迫千鶴さんとの対談も載っていて、
伊豆で暮し始めたこと、命のこと、土に生きること、生命の記憶についてなどなど
深い対話が紹介されているのも感涙です。

(20年前に、はたけ歌コンサートで小室等さんとコラボレーションしてもらった時
 舞台の後ろで、100号のキャンパスに向かって、泥絵の具で突き動かされる
 ようにして描いていた姿を思い出します。)

そして、ここ2、3日ぼーーと、このことについて考えながらお店の本棚を見ていて
発見した20年前の本です。
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土を耕し始めた頃の、熱い田島さんのこと、ひたすら子どもの<時>に向かおうとする
齊藤惇夫さんたちが子どもの文学について語っています。これは掘り出し物。
読んでみたい方ご連絡くださいね。
『風と木に聞く』子どもの文学の流にー
 《ジルベルトの会編》




絵本 木のおもちゃの店ウーフ

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by u-hu-yoko | 2011-02-02 22:26