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ウーフの店長による日記


by u-hu-yoko
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左岸

旅先で、ふらりと立ち寄った本屋さんで見つけた江國香織の新刊『左岸』。
大長編で重そうだったのですが、迷わず買い込みました。
辻仁成と、2人の主人公のそれぞれの立場から書いた『冷静と情熱』の時のような競作。
今回、辻仁成は『右岸』<集英社>
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好きな作家のものは、じっくりじっくり文章を味わいながら読んでしまうので、
毎夜少しづつ読み進め、やっと読み終えました。

          おおまかなストーリーは
          福岡で隣同士に住んでいた茉莉と九
          踊ることと兄が大好きな茉莉は17歳で駆け落ちし
          それから、運命に翻弄されながら結婚や出産や
          死別・・を経験していきます。
          そして、やっとあるところまでいきついていく
          こころの成長を描いているやわらかな愛の物語・・かな
          
          
わたしが江國香織が好きなのは、悲しみ方や、よろこび方が同じなのかな・・と思ったりします。一人の人を想う思い方、そこにある空気の吸い方、人に対しての距離感。
それからそれから・・・そこにある人々のささやかな感情のゆらぎをも感じさせてくれる言葉の選び方が好きなのかなー

この本にあるキーワードは(遠くにいく)です。(と、勝手に思ってます)
遠くに遠くに・・と、いつもこころで思いながら、突然に降りかかって来る人生の出来事に身を任せて、年を重ねていくものがたりを読み進めながら、わたしも茉莉と一緒にその言葉の意味を探しているような気持になりました。
そうして見つけました。最後に。
読み終えたときに長い旅を終えたような、成長したような・・じんわりと幸福な気持になりました。
(なので最後をゼッタイに先に見ないように!)

たとえ、どの道通っても行き着いていくこころのありか、は同じような気がしていて、いろんな出来事があってこそ得られる一人の女性として、一人の人間として成長していくこと、そんな道筋を垣間見たような満ち足りた気持になりました。

今は『右岸』を読むかどうか迷ってるとこです。う~む・・





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by u-hu-yoko | 2008-11-28 23:52 | 一般書

小さなプレゼント

クリスマスも近いこの時期、いつもよりたくさんのおもちゃたちがやってきます。
おもわず、にっこり・・。自分の宝物にしたい小さなピノキオもやってきました。
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ドイツ、ザクセン州の小さな村にあるフラーデ工房のものです。
身長は2cm。片手の中にすっぽりかくれてしまいます。

『ピノッキオの冒険』の童話は、きっと多くの子どもたちが、なんども本で読んだり アニメで観たりすることでしょう。すぐにだまされたり、いたずらをくり返すピノキオに自分を重ねて、最後に本当の人間の子どもになった時には、きっと誰もが胸をなでおろすことでしょうね。

私も大好きでした。そして私の子ども達にも読んで聞かせました。
物語の中でピノキオと一緒に、いたずらや失敗を繰り返しながら冒険をしていくこと。
そのことは子どもの心の原型として、その後の成長をたすけてくれたような気がします。

だから、きっと今もピノキオを見ると、思わずにぎりしめてしまいたいほど心がくすぐられるのかな・・と思います。
2度と帰ってこない子ども時代。いたずらも 失敗も 子どもとして愛されることも・・・
そんなこんなを取り出して手のひらにのせてみるような気分なのですよ。


福音館古典童話シリーズ
『ピノッキオのぼうけん 』
カルロ・コルローディ作 /臼井都画 /安藤美紀夫訳


ピノキオ/フラーデ工房<1575円>






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by u-hu-yoko | 2008-11-23 20:41 | おもちゃ

寒くなりましたね


今日は、急に冷え込んで、阿讃山脈がうっすらと白くなっていました。
子どもの頃、おばあちゃんが「阿讃の山に雪がきたら炬燵をだそうね」と言ってました。

今では、もっとずっと早くにストーブを出してしまってる軟弱なわたくしです~
寒がりなので、もうとっくにセーターなど着ていますし。
だって羊が大好きですもん♪
と言い訳しつつ
冬になって、はじめてセーターを着る日はうれしいです。
(ってゆうか、風邪ひいて着ざるをえなかった今日でした。ごほっ・・)


今年初めて入荷したベビーアルパカのストールもやわらかでいい色です。
今なら3色そろってます。値段も8,190円でリーズナブル!
ベビーアルパカは生まれて初めて刈り取ったアルパカの原毛。
産毛のように細く柔らかくしなやかで光沢があります。
アルパカがくれた天然の恵で包んでやさしく身体を温めてくれます。

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by u-hu-yoko | 2008-11-19 22:50 | その他

クリスマスの奇跡


お元気ですか?
今日は丸亀は、青い空が広がって澄んだ空気でした。
窓からの温かな陽射しが、部屋に日だまりをつくってくれました。

お店はすっかりクリスマス。
たくさんのクリスマスの本や、オーナメントを飾り付けたツリー、キャンドルが並んでいます。
その中でちょっとラブストーリーの本
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『赤い手袋の本』~サラの歌~
カレン、キングスベリー
小沢瑞穂 訳
<集英社>
『ギデオンの贈りもの』『マギーの約束』につづいてこの秋に出版された第三部です。

年老いたサラは、身をもってあきらめずに信じつづけたことを
どうしても、それを必要としている人に伝えたくて、クリスマスの12日間にそれを語ります。
それを聞いたのは人生をあきらめようとしていたべス。
かたくなだったべスの心はゆっくりと解けていきます。

「何かを取り戻すのに遅すぎることはない」のですね。
クリスマスの奇跡が起こる中で
「愛を見出す秘密」がなんであるかがわかったべス


読みながら
信じること
愛すること・・は
こんなふうな奇跡を起こしてくれるかも と思いました。

読み終えるとあったかい気持になります。



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by u-hu-yoko | 2008-11-14 00:32 | 一般書

クランベリー・・・

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ずっーーーっと
クランベリーだと思って育てていて
やっと赤い実がなって
ああやっと食べられる^^と  ぱくっと食べたら・・・
えっ???ベリー??
なんだかサロンパスの香おり
急いで調べたら、チェッカーベリーだった
ベリーとはついてるもののツツジ科で
実はどうやら食べるものではなく観賞用だった
チェッ!
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by u-hu-yoko | 2008-11-05 21:10 | その他

carpe diem

友人からメールが来て
「イマスグヨムベシ!」
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なので、あわてて取り寄せて読みました。
『詩と死をむすぶもの』~詩人と医師の往復書簡~
谷川俊太朗 徳永進 <朝日新書>

タイトルが重いのでおそるおそる開いてみたのですが
なにがなにが・・・
「死がない」は「詩がない」に通じて死と詩がない暮らしは「しがない」(とるにたりない、つまらない・・)暮らしです。死も詩もなくならない現実なのだから、それらを否定して生きるより、受け入れて生きる方がいいですよね・・
などど、さらりと言ってのけながら交わされる、詩人の谷川俊太郎さんと、ホスピス医療に関る徳永医師との往復書簡。

読み終えると、谷川的思考になって、まるで大きな宇宙のサイクルの中に自分がいるような気になったり、生命体としての視点が持てたりします。


   一瞬は熟れきった時

   永遠となる

   言葉は熟れきったとき

   沈黙する

   果実は熟れきったとき 
 
   地に帰る

   死を

   熟れきった生として

   とらえること

       < 谷川俊太郎>


もうひとつ
谷川さんの好きなことわざは<carpe diem> ラテン語で<この日を捕らえよ>
なのだそうです。

生の瞬間を捉えながら、日々熟していきたいものです。



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by u-hu-yoko | 2008-11-03 22:33 | 一般書