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朝のはじまり

朝 目が覚めると まず一杯の水を飲んで 窓を開ける
流れ込んでくる ひんやりとした新しい空気 
ご飯の炊けるにおいがひろがる

今日のニュースを聴きながら
朝ごはんと3人分の弁当をつくる

庭に出てパセリを摘みながら
以前に蒔いた花の種の様子をみる
ほとんど (たぶんナメクジ)に食べられて
それでもちゃんと芽を出して ワスレナグサ

              
                 いつもの朝のはじまり
                 自分の気配が あまりに空気のようで
                 今日一日が始まることが 夢のように思えたりする

                 けれど確かに今日は始まっていて 
                 小さな双葉からは 新しいはっぱが背伸びしている

                 ああ 生きてるんだな・・とおもう
                 がんばるねっ
                 ワスレナグサにちかって!
             
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by u-hu-yoko | 2008-10-31 21:41 | その他

ろうそく一本

今夜はすこーし冷え込みますね
お元気ですか?

子どもの頃のことですが
風の強い日などは、よく停電していました。
(いったいどんな時代?とつっこみが入りそうですが)

そうなると、おふろもトイレも、ろうそく、もしくは懐中電灯です。
こわがりの私は、一人でトイレに行けなかったりしましたが・・
それでも嬉しかったのは、家族がその灯りの下に集まり
とりとめもない話をすることでした。
おじいちゃんは、昔話なんかもしてくれました。


ふいの闇と、一本のろうそくがもたらしてくれた
不思議に静かであたたかい時間でした。
ろうそくの灯りは、それを見つめる人の
心の中に眠っている、やっぱりくらーいところも
ぽっと・・照らしてくれるのかもしれませんね。

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c0085543_23542254.jpg『ろうそくいっぽん』
市居みか 作 絵
定価1,365円 (本体1,300円+税)
<小峰書店>
市居みかさんの新しい絵本が届きました。
  
ろうそくいっぽんひをつけて・・・
いっぽんのろうそくからはじまる、あったかーいおはなしです。


<小さな火のついたろうそくを持った男の子
男の子を「おーい、ちょっと。火をかしておくれ」
と呼びとめる声。
その小さな火はいろんな人に出逢って、
大きな焚き火になったり、いろんな形に変わります。
そうして、そうして、最後には・・??>

市居みかさんの心の奥にずっとあったイメージが絵本になったそうです。
みなさんの心にも小さな火をともす絵本になりますように・・とのメッセージをこめて
ぜひご覧ください!
『ろうそくいっぽん』
市居みか 作 絵
定価1,365円 (本体1,300円+税)
<小峰書店>




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by u-hu-yoko | 2008-10-29 00:03 | 子どもの本

杉山亮ものがたりライヴ

楽しい本が届きました。
『空を飛んだポチ』杉山亮 作/ おかべりか 絵<講談社>
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保父、おもちゃ作家、作家といろいろな顔をお持ちの杉山さん。
最近はものがたりの語りに力を注いでいらっしゃったようです。
山梨県の小淵沢に暮しながら、夏は自宅で毎日『ものがたりライブ』をして3年
北に雄大な八ヶ岳が見える森の中で起こる、本当なのかウソなのか・・・のものがたり2編。
読んでいるうちに、本当でもウソでもよくなって、思わずその不思議さに目をまあるくしてしまいますョ。
 犬や猫が二本足で歩くわけや、メダカをサンマにする方法がわかりますから!
けれど、しょせんこの世はすべてものがたり。な~んて思いませんか?

杉山亮さんのブログもありますョ





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by u-hu-yoko | 2008-10-26 21:00 | 子どもの本

もう、こんな季節

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ここ、何日か11月の通信作りに励んでいます。
テーマは一足早く、クリスマス・・
まだまだ花壇には初秋の花が咲いていて
半袖で歩いている人もいたりするのに ネ

でも、次々とクリスマスのものが入荷してくるこの頃は
わくわく どきどき です。
遠くドイツ・ザイフェンから届くオーナメントやキャンドル
荷を解くとふうわりと木の香りがして、ドイツに行きたくなります。
木屑を見つけたりすると、嬉しくてくんくんにおいをかいだりしてます。

ぼちぼちとツリーの飾り付けをしていきます。



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by u-hu-yoko | 2008-10-22 23:50 | おもちゃ

お月様す~やすや


c0085543_2373612.jpg長男が3歳くらいの ある月の明るい夜、祖父母の家に出かけ夜遅く家に帰ってきたときのこと。
車を降りて空を見上げた長男が、くすっ・・とわらって「お月さん おかしいね ついてきたね」と真顔でいうので、わたしもふっとそんな気になってしまったことがありました。
大人になった今でも、満ち欠けのあるお月様が笑っているようにも、悲しんでいるようにも見え、なんでもお見通し・・・と感じます。そして、あの青い光の中に心を癒してくれる力があるようでついついザンゲしたりしています。
するとお月様は(ダイジョウブ ソレデイインダヨ アナタハアナタナノダカラ・・)なーんてネ
いつでも自分のこころの映しえなのだよね・・





c0085543_23814100.jpgとても静かで素直、優しいおやすみの絵本ができました。作ったのは青島左門さん。28歳です。どこか遠い海で、こんな風にお月様は波と戯れながらひとり静かに夜の時をすごしているのかもしれない・・と思えてしまうほど不思議なリアリティもたたえています。
いつのまにか赤ちゃんもすやすや眠りにつくでしょうね。

『こどものとも0.1.2.11月号 おつきさま すーやすや』<福音館>






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by u-hu-yoko | 2008-10-17 23:05

藍の花



お元気ですか?

春に種をまいた藍の花が咲きました

秋の庭は とても穏やかで

気がつかないうちに ひっそりと 花が咲いていたりします


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                 朝夕ひんやりしますね
   
                 あったかくして おやすみください ね
        

      



  

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by u-hu-yoko | 2008-10-11 22:42 | その他

うまれてきたんだよ

今日は緒形拳さんの訃報。
舞台も神戸まで観にいったことがあって大好きな俳優でした。
死に様も、まさに名優・・とでもいうべき見事な最後だったそうです。
最後を看取った津川雅彦さんのブログから

いつも思っていました。
俳優っていくつもの人生を生きられるからいいなー・・と。
でも最近、私はわたしの人生の物語のシナリオを自分で創り、なんども修正を加えながら生きているんだなーと思うようになりました。書き加えること、書き換えること・・・世界にひとつだけの自分の物語。(けっこう笑えるところがいっぱいあります!)
その終章は、まだまだわかりませんが。(迷女優ですから^^)

見事に最後まで“名優緒形拳”を演じきった(本名)緒形明伸さんに拍手パチパチパチ・・・
この世に生まれてきて、悔いを残さず生き切った人は幸せだと思います。




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こんな風なことを考えさせてくれたのは、内田麟太郎さんから送られてきた絵本『うまれてきたんだよ』<味戸ケイコ・絵 エルくらぶ出版>を読んだからかもしれません。
虐待をうけて死んだ子どもが描かれています。とてもせつない絵本です。この絵本を生み出すのには、すごい葛藤があったことと思います。けれど、この絵本もまた、うまれてきたことには何かの意味があり、この絵本が必要な人に出会い、その人の物語の中で息づくのでしょうね。
内田麟太郎さん、味戸ケイコさんのお二人ならではの作品だと思います。
内田麟太郎さんの日記





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by u-hu-yoko | 2008-10-07 22:54 | 子どもの本

川端誠さん講演会

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昨日は、図書館主催で、川端誠さんの講演会が丸亀市飯山生涯学習センターで開催されました。私は本の販売。午前中は川端さんが絵本を読んでくれるというので、たくさんの子ども達がやってきました。午後は、大人対象にスライドを見ながら、絵本が出来上がるまでや、エピソードなどお話してくださいました。
版画絵本などは、ものすごく緻密な作業を繰り返していて、わたしなど気が遠くなりそうでした。
でも、ていねいにていねいに、作りこんでいく過程は、すごいナーと思いました。



c0085543_226554.jpg絵本が生まれるきっかけとなるエピソードなどもいろいろお話してくださったのですが、この『うんこ日記は』実話から生まれたそうです。
(事情があって親と離れて施設で暮している男の子が、ある日お母さんと一緒におでかけをして、帰ってきて描いた絵は、うんこの絵でその日お母さんと食べたファミリーレストランの食事だったそうな。)
食べることは生きること、おいしくて楽しかったんでしょうねきっと・・・。
おいしく食べるといいうんこがでる!ですよね。
読書療法を研究している村中季衣との共著です。<BL出版>


一日中雨が降っていましたが、ざーざー雨と川端さんの語る声と、子ども達の笑う声の中で過ごし、しかも仕事もちゃんとできて、うれしい、たのしい時間でした。





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by u-hu-yoko | 2008-10-06 22:27

おだんごスープ

『おだんごスープ』
角野栄子・文市川里美・絵
<偕成社>

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おばあさんがしんだので、おじいさんはひとりぼっち。
なにをするにも元気がありませんでした。

そうして、何日も何日もすぎていったある日
おばあさんの作ってくれたおだんごスープが飲みたくなりました。
台所には5個のおなべ
いちばん小さいおなべをたなからおろし
スープを作っているときにおばあさんが歌っていた歌を
思い出しながら作ってみました。

たどたどしく歌いながら作りました。
できあがるたびに、ねずみやねこやいぬがやっていました。
おなべが、だんだん大きなものになっていき
歌をだんだん思い出し、だんだんおいしくなっていきました。
とうとう、おばあさんの味とそっくりのスープができました。

いちばん大きなおなべにスープがいっぱい
おじいさんのまわりにはたくさんの動物やこどもたち
しあわせな時間が満ちて
おじいさんは元気になりました。

      っていうお話です。




          日ごと夜ごとのありふれた営みの中に
          たとえば、おいしいスープを味わうことが
          こんなにもいとおしい時間だったんだなー
          と、おじいさんは思っているでしょうか?
          先にいくものと残されたもの
          でも、だいじょうぶ
          おばあさんはちゃんと歌の中にしあわせの
          おまじないをしかけて、おじいさんを守って
          いるんですね・・・

     
          秋の夜更け おいしいスープが飲みたくなります~
       
       
       

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by u-hu-yoko | 2008-10-01 22:15 | 子どもの本