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こどもと動物の絵本『こねこのミヌー』



わたしが子どもの時は、どのネコも名前はミーコ、とかにゃんこ、とか呼んでいました。
フランス語では、ミヌーなんだそうな。

c0085543_239465.jpg『こねこのミヌー』は、いなくなったねこを、ただただ、女の子がさがしまわるお話なので、女の子の不安感が伝わってどきどきしますが、「だいじょうぶ!きっと、ミヌーはもどってくるから。えー、きっと!」と顔をまっすぐにする女の子の後ろの方にミヌーが描かれていて、こねこを見つけた時のおんなの子の喜びが想像できます。『まりーちゃんとひつじ』を描いた作家のフランソワーズらしい終わり方です。
文は歌のように流れ、絵は、子どもたちのこころを温かくさせてくれるでしょう

   『こねこのミヌー』
 フランソワーズ作 きしだえりこ訳                           <のら書店> 1365円 

 
c0085543_23182319.jpgわが家にもラムちゃんがいます。瞳がラムネの玉の色のようだからと、子どもたちが名前をつけました。どこかから迷い込んできたシャムネコ。もう17歳になります。眼も見えないみたいで時々あっちこっちにぶつかったり、おもらしもします。
悲しかった時にはその小さな、けれどふかぶかとした胸の中に顔をうずめましたし、嬉しい時にはぎゅっと抱きしめたりしました。ずっといっしょにいてくれました。でも、いつかいなくなるのかなーとすこしづつ覚悟しているところです。
絵本みたいに、幸せなままだといいのにな─・・  


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by u-hu-yoko | 2007-03-29 23:42 | 子どもの本

輝きのありか


─衰えを傍らに、一歩一歩大地を踏みしめながら、
  進みはじめた時こそが真の人生の収穫期となる。
      本書は、そこに宿る輝きのありかを指し示してくれる─

と、大好きな小川洋子の書評があったので、買ってしまいました。

c0085543_2238744.jpg古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたといいます。「学生期」(がくしょうき)─いわば青少年時代。心身をきたえ、学習し体験を積む。
「家住期」(かじゅうき)─社会人の時期。就職をし、結婚し、家庭を作り、子どもを育てる。
そして、「林住期」(りんじゅうき)─必死で働いてきた人生に一区切りをつけ、真に心の自由を求めてジャンプする時。人生のクライマックス。
「遊行期」(ゆぎょうき)─死を穏やかに受け入れていく時期。
『 林住期 』 五木寛之作 
<幻冬舎>1470円

何をするにも。見通しがたっていたら、ずいぶんと気持ちは穏やかでいられるものです。しかしそうじゃないのが人生!運命があり宿命があり、不条理なことの多い人の世です。

でも、年を重ねるごとに、なんとなく、ふりかかってくる困難な状況をしなやかに受け止めることができるようになってきた、と思います。(時々、失敗しますけど・・・(*:*:))

あまり手にすることのない五木さんの本ですが、なんだかこれからの指標ができました。よりよく生きるため、心の自由を求めるために努力することを、ちいさく決意したのでアリマシタ。
うまくジャンプしたーい!!


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by u-hu-yoko | 2007-03-24 23:35 | 一般書

ローリエ



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月桂樹の木がどんどん茂ってしまって、お隣のお庭にまで枝葉を伸ばしてしまったようです。
なのでおもいっきり切ってしまいました。

ローリエの葉っぱはお料理にも活かせます。スープのブーケガルニ、カレーやピクルスに大活躍。お入用の方は、どうぞどうぞご連絡ください。遠くの方も郵便でお送りしますヨ。近くの方もお店に持って行ってますのでお申し出下さいな。今、かわいい花咲いてます。
捨ててしまうには忍びないので・・。


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by u-hu-yoko | 2007-03-20 22:50 | その他

花のちから



花とも相性があるようで、何度植えても根付かないものと、すくすくと育って毎年花を咲かせて広がっていくものがあります。

クリスマスローズ、この花は誰でも育てやすくて、よく花がつきますね。
植えた最初の年は、名前のとおりクリスマス頃に咲くのかなーと思ってたら、春先にしっかりとした花を咲かせるんでした。ことしも元気な顔を見せてくれました。
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庭は、わたしの元気のバロメーターみたいなもので、不思議と庭が元気だと私も元気な気がします。たぶんそれは、みずやりや肥料や、はながら摘みなんかで微妙に変わってくるのかナー・・。

庭といっても、手入れは草取りくらいですけれど。
その草も、きれいだなーと思うと抜かなかったり。

わざわざに植えた花たちが、しばらくはそこになじむ為にじーっといて、根をおろしたな、と思うとその時から、一気に葉が元気になるみたいです。そんな草花たちが自生している!というかんじの庭が好きです。 なじむまでの、花の しーんとしずかにしているかんじを見守る時は、ちょっと親になった気分。


進学、就職、転勤と人生の転機を迎えている人たちも、どうぞ、新しい環境の中で静かに根がおろせますように・・。


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by u-hu-yoko | 2007-03-19 21:51 | その他

ふってきました

楽しい絵本のご紹介しマース。

c0085543_0171764.jpg『ふってきました』
もとしたいずみ・文 
石井聖岳・絵



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つるこちゃんがお花をつんでいると、わにがふってきました!
えっ、えっ、えー!!といきなりびっくりするところから始まって、ぞうやライオンもふってきて、おしまいにはお母さんまで、ふってくるおはなし。びっくりして、わらって、しかも最後にうれしいオチがある、楽しい絵本です。




子どものとき、雪が降るということを、はじめて知った日のこと、覚えています。暖かな瀬戸内の島でいた時、ふわりと額にひとひらが舞い降りて、次々に降ってきて。それが、うれしくて、うれしくて、くるくる回りながら、なぜかけらけらと笑っていました。空が生きているような気がしました。

最近、くるくる回りたくなるほどの感動がないなー・・・
明日、空から、なにかふってくるといいナー。

もしも空から、なんでもふってくるとしたら、なにがいいですか?



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by u-hu-yoko | 2007-03-17 00:23 | 子どもの本

内田麟太郎さん

内田麟太郎さんといえば、詩人であり『うそつきのつき』や『おれたちともだち』でよく知られている、ナンセンス絵本の名手。

その内田麟太郎さんから新刊が届きました。

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『かあさんから生まれたんだよ』
文 内田麟太郎
絵 味戸ケイコ
<PHP研究所>



以前、講演会でお呼びした際、ナンセンスを描く内田さんの心の奥深くにあるもうひとつの気持ちについてお話を聞きました。
幼くして母親と死に別れ新しく来た“母”との関係について、まるで吐露するかのように切々と話していたことを思い出します。

この絵本を読んで、ものすごく照れ屋でシャイなかんじの麟太郎さんが、少しづつ、そのもう一つの心を開き始めたんだなー・・と。書かずにはいられなかったんだなー・・と思いました。



c0085543_23382617.jpgまだ、ことばを すこししか知らなかったころ。ラジオから流れてきた「ウミノハハ」  僕は母さんを探して海にいった。ずっと待ってた・・それから何年かして僕は少し自分を笑った。海じゃなくて生み、だったんだ。そして僕の子どもに「きみは、かあさんからうまれたんだよ」と言った。

いろいろな画家と組んで絵本を作っていらっしゃる内田さん。味戸ケイコさんの絵が、心の深淵をなででくようです。
送ってくださった本にはサインが入れてあって、日付けも入れてあって2007・2・5とあった。
偶然にも私の誕生日だった。母に感謝をしなくては・・とおもった。(内田さんありがとう。)


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by u-hu-yoko | 2007-03-15 23:53 | 子どもの本

ほーらね できたよ


ちいさな子どもの、はじめの一歩を応援する楽しい絵本をご紹介します。

なんでも自分でやりたいくまくん。

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「みててね、みててね」
「こうかな こうかな」
「ちがう  ちがう」








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「ほーらね できた おやすみだっこ」


ってな、ぐあいに服を脱いだりフォークを使ったり、すべり台をすべったり・・・
でも、最後はやっぱり、おとうさんの腕の中。



赤ちゃんの時にたっぷりと愛されて、人を信頼するということが身についたら、さあ、自立への第一歩。なんでもやりたがる、大切な時期。応援しましょ!

c0085543_214297.jpg次々に出版される絵本の中でも意外と少ないあかちゃんの本
『ほーらね できたよ』はぜひ、おすすめしたい新刊です。
片山令子 作  
はたこうしろう 絵
<主婦の友>


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by u-hu-yoko | 2007-03-14 21:52 | 子どもの本

わがままなお庭

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わがままなお庭!なんてへんてこりんなタイトルでしょー。
でも、話を考えた人が、素敵な魔女のような角野栄子さん。絵が、女性誌や広告の分野で大活躍で、幅広い年齢層に人気のメグホソキさんとあっては、手にとらずにはいられません!
で、やっぱりおもしろい絵本でした。




c0085543_21245676.jpg頭に一輪花をさし、赤い長靴をはいた花屋のモリンさん。本当なら捨ててしまう葉っぱばかりの花束がひとつ。これを手に入れた人には不思議なことがおこるといううわさ。

さてさて、それを買ったハヤミさん。自分の生まれ育った庭をなんとかしたいと思っていました。ある日ハヤミさんは庭いっぱいにタネをまきました。するとあらら・・・すごくわがままなお庭になってしまいました。

でもね、モリンさんが花たちに話を聞くと、「わたしたちを思うとおりにしたいってしつれいじゃありません!」って。
そこで、花たちにお任せ。
そしたら、とてもとても素敵なお庭になったんです。
めでたしめでたし。

もしかしたら、我が家の庭でも花たちがあちこちで文句を言ってるかも・・。
そーっと耳を澄ませてみましょうか。


  『わがままなおにわ』
作 角野栄子 絵 メグホソキ
    <文渓堂>
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by u-hu-yoko | 2007-03-12 21:39 | 子どもの本

値上げのお知らせ



ついに輸入元 株)ニキティキより、4月1日より取扱商品の90パーセントについて、値上げするとの連絡がありました。
継続的な円安が続き、現状維持が不可能になったとのこと。
できれば安価でお手元にお届けできればと思うのですが・・・。

ただ、近年ヨーロッパのおもちゃのコピー商品が安く市場に出回っている中で、子どもたちのしあわせを願うそのポリシーを頑固なまでに守って、ていねいに作り続けられているひとつひとつのおもちゃを、私も、また頑固に伝えていきたいと思っています。

3年前に各メーカーを訪ねた時にも、そう思いました。
おもちゃを見ると、その国の文化と、その国の子どもたちがどれくらい大事にされているかが解る、といわれます。
ドイツ、スイスでいくつかのメーカーの工場を見た時に(あー・・この国は人が大切にされているなー・・)と思いました。働く環境がいいのです!

料理でも、心を込めて作られたものはおいしいし、身に付きます。おもちゃだって、生きた素材の木を人の手でていねいに削り磨き作っていく、温かいものなら子どもの手を通して、その感覚に染み込んでいくでしょう。

少しですが、その風景をお伝えします。

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  切り取った木を磨いている人

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      壁にきれいにならんだ道具


                                                       
色付け
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できあがった織り機で少しだけ編んでいるところ。とても静かで穏やかな空気がありました。きれいだなー・・と思いました。



c0085543_200149.jpgアルビスブランの積み木。壁に見本が貼ってあります。見本どおりに手作業で入れていきます。

                                         

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                    自然との調和が美しい街並
  
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by u-hu-yoko | 2007-03-10 20:41 | お知らせ

ほっと ひといき どうぞ



なにはともあれ、春なのだから
暖かな日差しの中でほーっと一息つきましょう。
桜ちゃなどいかがでしょう・・・
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最近は、なにげなーい日常のできごとの中にふっとできる、すきまのような時間がすごーく至福の時。遠くのわざわざの自然を見に行かなくても、生活の中で季節の移り変わりをみつけることがうれしい。
もうすぐ池の土手にすみれの花も咲くから、砂糖漬けをつくってみよっと。



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by u-hu-yoko | 2007-03-08 21:33 | その他