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まついのりこさん



『じゃあじゃあびりびり』や『とけい』の絵本でおなじみのまついのりこさんから絵本が届きました。まついさんは、もう15年位前講演をお願いしたことがあります。
子育てをしながら、武蔵野美術大学で学んで、絵本作家になったことや、子ども時代の戦争体験のお話は印象的でした。

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今は95歳のお母さんの介護のために、あまり出かけてはいないそうです。けれどそんな中で書かれたエッセー『あの日の空』には、やはり子ども時代にあった戦争のことが原体験として描かれています。子どもの時にであった、さまざまな立場の大人のまなざしが、こころの奥深くにきざまれているようです
『あの日の空を』<童心社>1260円


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その思いは、またベトナムへ紙芝居を広めた活動の原動力になったかもしれません。
絵本とは違う、読み手が演じ手となって、共感する喜びを伝える紙芝居の世界をわかりやすく紐解いてくれています。
『紙芝居の演じ方』<童心社>1260円


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by u-hu-yoko | 2007-01-30 23:29 | 一般書

ポポリン



昨日から、風が強いです。夕方から雨も降り出して肌寒い一日でした。
いかがお過ごしでしたか?


今日は、ずっと絶版でしたが再版されて嬉しい絵本ご紹介します。
とても思い入れの深い本なのです。

『ポポリン』木村昭平作<雷鳥社>
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ヒマーラには世界一高い山ウルミラという山がありました。そのふもとの村にポポリンという女の子が住んでいました。
ポポリンは、死んでしまったおかあさんにあいたくて、ウルミラ山に行くことにしました。ヒマーラでは死んだ人は、天に上って星になるといわれていました。ウルミラ山は高くて険しい山でした。苦しくてもあきらめずに登っていたところに、さーっと風が吹いて風の神ベアスがあらわれて、ポポリンを死んだ人の世界へ連れて行ってくれました。

いろいろに生まれ変わった人の世界で、星になったおかあさんとめぐり合いました。
ポポリンとお母さんは見つめあいました。ポポリンの目からは涙がこぼれ赤い粉になって空に飛び散っていきました。お母さんの涙は黄色い粉になって美しく光りながら世界中にひろがっていきました。ゼアスはいいました。「ごらん、お母さんの涙が世界中で輝いてる。山にも川にもお前の住んでる美しい村にも。お前の上にも光となって輝いているのだよ」っと。

ポポリンは村に帰り同じ悲しみをもった人たちにこのことを話しました。
みんな、とてもしあわせな気持ちになりました。



どんなに好きでも、いつか離れて行く日のあることを、頭ではわかっていても、心で受け止めていくことは容易ではありません。
この本は、大好きだったおじいちゃんが死ぬ時に出会いました。もう亡くなるとわかってから、なんども読み返しました。
いざ、亡くなって泣きながら、でも、悲しくはなくて生きている時にもまして大きな存在として、こころにある、という不思議な感覚を覚えました。
とても可愛がってくれ、いい関係だったということもあるし、もうダメだとわかってから自分のできる限りのことをやったし、みんなに、ちゃんとさよならをして穏やかに逝った、ということもあっただろうし・・・。
けど、この絵本にかなり助けられたかなーと思います。

ちょっと長くなりました!
『ポポリン』インド文化に造詣が深い木村昭平さん作です。話もいいのですがアジア色の絵もいいです!!



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by u-hu-yoko | 2007-01-27 23:00

菜の花



近所の人に菜花をいただいたので湯がいて食べよッ、と思ってボールに水を入れておいといたら、あらら・・花が咲きました。こうなると観るか、食べるか!っと悩んで、今朝一本だけさっと湯がいていただきました。
ふふふ・・・春の香りでした。
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by u-hu-yoko | 2007-01-25 21:33 | その他

イラストノート



以前『ミーナの行進』<小川洋子 著>を読んで、その装丁と挿絵を担当した寺田順三という人が気になってしょうがなかった。本の中にもたびたび出てくるマッチ箱。その挿絵に使うマッチ箱を寺田さんは、本当に作ったのだから!その色と模様。なんともすごい。
『ミーナの行進』が去年のわたしの、面白い本ナンバーワンになったのは、小川洋子のものがたりの展開、言葉の表現のうまさはもちろんだけれど、やっぱり、マッチ箱の挿絵にすごく惹かれてしまったことがあります。

で、気になっていたら、なんと12月に発行された『イラストノート』に寺田さんのことが掲載されていた!。おまけに荒井良二や灘本唯人や、井筒啓之、五味太郎などなど今、輝いてるイラストレーターが50人紹介されてました。描くってことの、なんて楽しそうなこと!!

イラストレーターを目指してなくても充分おもしろい本です。
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かばのぽちこの人形があった。ほしい!
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  荒井良二さんが、今はまっている『ユニコーン』を描いてるとこ 

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『イラストノート』誠文堂新光社
1680円


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by u-hu-yoko | 2007-01-23 23:17 | 子どもの本

わたしの手はおだやかです



手の思い出
*子どもの時、大好きだったおじいちゃんは、遊びに行くと、いつもぎゅっと抱きしめてくれました。
そして大きな手で、頭をよしよしと撫でてくれました。
そのせいかどうか、人の手が、すきです。

*昔、運動会のフォークダンスは必ずオクラホマミクサーで、中学の時、初恋の人と手をつないだこと。それからずっと、あの曲を聞くとドキドキする。

*それから、もう、5年位前、青森弘前市にお住まいの佐藤初女さん (『ガイアシンフォニー』の映画にも出演。森のイスキア、で心に悩みや病のある人に食事を作っていらっしゃる)にお会いして握手した時の手のぬくもりに胸が熱くなって、その手のことが忘れられず、写真を台所にはってます。こころをこめる、ということがわかったような・・・。

手は思いのほか、その人の性格や人生やその時思っていること、などを表現します。そして、使い方一つでいろんなことができます。

かわいがったり、くすぐったり、わけあったり、・・・ときどきこわしたり、おしのけたり、でも、したいことを思わなければ動かない手。

穏やかでありたいものですね。

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手は使い方ひとつで良くもなれば、悪くもなるのだということを、この絵本は教えてくれます。・・・・・・・谷川俊太郎



『わたしの手はおだやかです』
アマンダ・ハーン文
マリナ・サゴナ絵
谷川俊太郎 訳


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by u-hu-yoko | 2007-01-21 23:14 | 子どもの本

羊毛ボール講習会



c0085543_832945.jpg昨日は、高松にある香川県リハビリテーションセンターにて、ニードル針を使って羊毛ボールを作りました。最初は、みなさん「だいじょうぶですかー・・。」なんて言ってましたが、始まるとおしゃべりをしながらとても楽しく作っていらっしゃいました。


ニードル針は針の先にギザギザが付いていて、サクサク刺して繊維を引っ掛け、フェルト化させていきます。フェルト化は石鹸水でゴシゴシ揉んで作るやり方もあります。このニードルワークは手軽で細かい部分がていねいにできる利点があります。おおまかなところは石鹸水でして細かい部分や模様をつけるのをニードルでやるといいかもしれません。c0085543_8435835.jpg

サクサクとかき氷を食べるときの音みたいです。真剣!!




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           お父さん、うまーい!!
ぽかぽか陽だまりの中、穏やかな時間が流れて、わたしはねむーくなりました。こら!
ここ、リハビリテーションセンターには24人の子どもたちが通園しています。アットホームな感じで、年間いろいろな楽しい行事を企画しているそうです。明るくて素敵な先生方やお父さんお母さんでした。

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by u-hu-yoko | 2007-01-20 08:57 | その他

水辺


曇り空のいちにち。
いつも犬を連れて歩く散歩道。
池のある風景。
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たくさんの水鳥が集まる。
シラサギやアオサギ、セキレイ、カイツブリ、カモ・・・など
この中にどこから来たのかカモメも一匹いるんですよ!

子どもが3歳くらいの時、水面に移った鳥の姿を見て
「あのとり、おかしいなー。みずを、かがみとまちがえとるね」
と言った事がなつかしく思い出されます。
さらさらと指の間からこぼれていくような、夢のような時間だったんだな・・・
実は。
いまごろ、そんなことに気づいている始末
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こんな鳥もいました。渡り鳥のような・・・。遠くなのでよくわからないけど。


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by u-hu-yoko | 2007-01-18 22:22

JOY BEAN DAIARY



新しい年がスタートして、もう半月が過ぎました。
年々、お正月の雰囲気が、ささっと消えて行くような気がするのはわたしだけでしょうか?

すでに毎日、ぐるるん と動いています。
楽しい事や、びっくりすることや、ついついイライラしてしまうこと。
でも、まずまず、取るに足らない出来事の中で時間が流れていきます。

ですが、ですが!今年は酒井 智子さんのジョイビーンダイアリーを使っているので楽しいことが17こできました。
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和紙の柔らかな風合いと、素朴なガリ版刷りのダイアリー。
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一日の終わりに、ささやかな*楽しかったこと*を見つけてシールを貼りましょう。
すごくいいことは金色シール!
昔、こどものころ、シールは宝物でした。ぺたんと貼る時は
こどもになってます(笑)

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ちなみに、今日のいいことは庭に水仙の花が開き始めたこと。
この水仙の球根は、もう10年位前近所のすごく花好きのおばさんが3個くらいくれてそれが今では塀の下ずーっとに増えました。必ず芽を出す球根っていいね。

おばさんは、今、老健施設で暮らしているそうな。



      ジョイ ビーン ダイアリー
      酒井 智子 作 3570円
      (365枚シールと金色シール付)


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by u-hu-yoko | 2007-01-17 19:06

音楽との出会い



お元気ですか?

音楽は、時に何もかも忘れさせてくれたり、懐かしい気持ちにさせてくれたり、うきうき楽しい気持ちにさせてくれます。
最近は、きれいな音やメロディーを聴くとポロリと涙が出そうになったりします。

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『もぐらのバイオリン』のもぐらは、なにか物足りなかった生活の中で、バイオリンの美しい音色にであって、いっしょうけんめい練習して、とうとう、その音色が世界の人をしあわせにする!なんていう夢をみてしまいます。

ただ、それだけのお話なのですが、音楽には、確かにそんな力がある!と思います。


実は、恐れ多くも!一年前からフルートを習い始めました。なかなかうまくなりませんが、それでも、たまにいい音がでると、頭の中にはオーケストラがあったりします(単純!)
こころ浮き立つ時間がいっぱい欲しい、欲張りなわたしなのでした。

これは是非聴いてみて!というのがあったら教えてくださいませ。


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          『もぐらのバイオリン』
          デイビッド・マクフェイル 作・絵
          野中 ともそ  訳
            <ポプラ社>
            1260円


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by u-hu-yoko | 2007-01-15 22:02 | 子どもの本

詩人の墓

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ある日、ひとりの娘がたずねてきた

詩を読んで男に会ってみたくなったのだ

男はひと目で娘が好きになって

すぐにすらすらと詩を書いて娘に捧げた・・・






これは、谷川俊太郎さんの詩集『詩人の墓』の詩のはじまりの一節です。


詩を書くことを天職として生きてきた男の元に、ある日、娘が現れ彼の詩に心ときめかせる。詩人を愛し、ともに暮らし始めるけれど、男はそよ風のように娘にキスをし、星も風も微笑みも・・すべては詩になる。肌のぬくもりさえも・・・。
「何か言って、詩じゃないことを!」という娘。
詩人の運命を生きるしかなかったひとりの男と彼を恋した一人の女。


この間お会いした時「これ、個人体験に根ざした詩なんだ」っとさらりと言ってらっしゃった谷川さんでした。
ちょっと胸が痛くなったわたしでした。

太田大八さんの絵もすごく印象的です。
読んでみてくださいな。
哀切な愛のバラードなのです。



c0085543_2222110.jpg『詩人の墓』
詩 谷川俊太郎
絵 太田大八
<集英社>1575円
*雑誌の『LEE りー』の2月号にYOUさんと対談しているのが特集されてます!
映画 『誰も知らない』を観てからおもしろい人だなーと思ってたんだって。YOUさんもずっと谷川さんの詩が、いつもそばにあったんだそうです。この企画おもしろかった!**在庫あります*

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by u-hu-yoko | 2007-01-12 22:17