2006年 11月 09日 ( 1 )

ブリキの音符

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                まばたきの音がして    
                まるい涙がこぼれおち
   
         ブリキのお皿とスプーンがあいさつする音がして
                おいしいスープがやってきた

                 スカートをひろげて
             こころが音符の階段をかけ降りて
                 またのぼってく

               どんな時も忘れないでいよう
             これはみんな 音楽なんだということを



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私は小さい頃、空想ばかりしている子だったらしくて、(授業中も!)
先生から、よく「ぼんやりさん」といわれてました。たいがいは、好きで読んでいたグリムやアンデルセン、世界少年少女文学全集の中のヒロインになっていたような気がします。(今でも地に足がついていないようなのは、そのせいでしょか?)けれど、今思うと、それもよかったのかなっと思えます。
しんどいな、と思うとき、悲しいな、と思うとき、また、楽しいな・・と思うとき、私の頭の中には、ものがたりの一節があり、映画のシーンがあり、音楽までもが流れているような気がするからです。
どんな時にも、自分のことを客観的に眺められたら、いろんな落とし穴に落ち込まずにすむような気がするからです。

ブリキの音符片山玲子・文 ささめやゆき・絵
この本を読んでいると、出来事すべてに音が聴こえ、色が見えてくるような気がします。
アートンの文芸絵本。<2200円+税>


     絵本と木のおもちゃの店ウーフhttp://www.u-hu.net/
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by u-hu-yoko | 2006-11-09 21:48 | 子どもの本