西の魔女が死んだ

   

    たいてい 原作を読んで、とてもよかったものがたりは
    映画化されても 観にいくことはないのですが
    『西の魔女が死んだ』は、主演のサチ・パーカーが
    どんな人なのか興味があって 観にいきました。

    ロケーションが山梨県の八ヶ岳高原ということで
    清涼とした緑の情景が美しく、心を癒してくれました。
    そして、できるかぎり原作は忘れるようにしながら
    映画の中で、思春期の揺れるこころをどう描き、
    人の死とどう向かい合っていくのかなー・・
    などど思いながら新しい気持で観ました。
    
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    以前にも書きましたが 私の子どもたちが
    ちょうど12歳くらいの頃 
    兄は「人はどうして生まれてくるの?」
    次男は「人は死んだらどうなるの?」と
    そのまっすぐな問いに、しどろもどろしながら、
    せいいっぱい応えた記憶がありますが
    それは、自分自身の問いでもあり、今でも
    答えはわかりません。


    「西の魔女」は、同じ問いに
    「そうですね。おばあちゃんが信じていることを話しましょう。」
    という言葉に始まり、肉体はなくなっても魂はあること
    そして、草や木が光に向かって伸びていくように 魂は
    成長したがっている・・・と穏やかに話します。


    西の魔女はいよいよ死ぬときにガラス窓に
    『タマシイ ダッシュツ セイコウ』と書きます。

    この場面で、私は自分のおじいちゃんが死ぬ3日前に、
    指を3本立てて、あと3日、と示したことを思い出します。
    実際3日後に静かに息をひきとりました。
    死んだことに対して悲しみはなく、生きているときにもまして
    心の中に、どーんと不思議な存在感を感じ、「おじいちゃんみ
    たいに死のう」などと、泣きながら何故か感動を覚えました。
    それは、全てを受け入れて可愛がってもらえたということ 
    死ぬとわかってから、できる限りの感謝を伝え、伝えられて
    きたということ、そしておじいちゃん自身が、それまでの自分
    の人生に、悔いを残さなかったから・・・と思います。
    おじいちゃんもうまくダッシュツできた一人だと思います。


    人が成長するということは簡単なことではないし、時として
    残酷なことも あると思います。
    それでも成長したがっているタマシイに従って『生きている
    ことの喜び』を感じられるレッスンを受けたいと思います。
    そして、いよいよ自分のタマシイがダッシュツする時には、
    大切な人に優しいメッセージを手渡していけるほどの魔女
    になりたい・・なんて思っています。
     
    四国の魔女をめざしてがんばるゾ!
    

    (映画は、ぜひ、原作を読んでから観ることをオススメ)





絵本 木のおもちゃの店ウーフ
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by u-hu-yoko | 2008-07-21 22:09 | その他