アルマ



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      『アルマ』~運命のペン~
       ウィリアム・ベル著
      岡本さゆり 訳
     <朔北社>1365円

家の手伝いをしながら、本を読み、ものがたりを書き、一つの夢を追いかけていくアルマ。
そんなある日、街で一番古いスチュアート屋敷に気むずかしいおばあさんリリーが引っ越してきます。そのおばあさんとの交流から、アルマの運命は大きく動き出します。
アルマとリリーの年齢を超えた友情。でも、ある事件をきっかけに、アルマはその友情に疑いを持ち始めます。「裏切り」と「許し」アルマの心は大きく揺れ動きます。


本を読み終えて、いいなー・・と思うページにブックマークをひとつ。
それは、いじわるな担任の先生が、物語を書くという宿題の途中まで書いて、まだまだ終わりが見えないアルマに、かならず5ページ以内で!と。
悩んでいるアルマにリリーが「どのものがたりにもそれぞれの命と長さがある。ひとたびものがたりが生まれたらその物語は自分で運命をたどっていくのだから・・」とアドバイスをし、いい点をとることにとらわれなくなったアルマの中で、物語は、またするすると動き始めたのでした。

一番おしまいに、予想もしない結末と出来上がった素敵なアルマの物語りも載っていて、二倍楽しめた本でした。

絵本 木のおもちゃの店ウーフ
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by u-hu-yoko | 2007-02-03 23:05 | 一般書