ことりのおばさん
いきなりですが
カナリアを飼い始めました。
なぜか・・・・というと
小川洋子さんの『ことり』を読んでからです。(はまりやすい・・・)
世の中の片隅で 小鳥のさえずりにじっと耳をすます兄弟の
一生のものがたりなのですが、主人公たちが、おそらく小鳥なのでは・・
と思えるほど小さくてひたむきなささやかな幸せを抱えて生きてているのですョ。
そして、無性に自分もしずかに小鳥語をしゃべりたいな・・なんて思ったわけです。
庭にミカンを置いて、飛んでくる野鳥をそおっと見たりするのとはちょっと違う気持ち。
子どもの頃に鳩や十姉妹を飼ったことを思い出し、その飼い方を教えてくれた
お隣のお兄ちゃんと 『ことり』に出てくる<ことりのおじさん>が重なって
もはや 自分も寡黙な<ことりのおばさん>になりたくなったのでした。
(でもしゃべりすぎる わたし)
『ことり』 小川洋子 著 <朝日新聞出版>
それで、おもしろい発見をしたのは、フルートの練習をしていると
カナリアたちが、反応して、小首をかしげて聞き入っている(?)気がするのです。
(セロ弾きのゴーシュ!)と勝手に喜んで、うまくなるような錯覚をしてしまうのでした。
でも、リコーダーはもともと鳥に歌を教えるために作られた楽器らしい。
だからフルートも同じ。ぷーぷー吹いてはだめ、やさしくねっ♪と、フルートの先生。
カナリアたちの歌がへたになったら どうしょ・・・・
絵本 木のおもちゃの店ウーフ
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by u-hu-yoko | 2013-01-09 00:12 | 一般書